今、NHKスペシャルで 日本海軍 400時間の証言という番組が放送されていますが、私はおののきました。
内容は、太平洋戦争の海軍のエリートたちが、終戦後二度とこのような悲劇をおこさないようにと、次に世代に伝えるために、反省会と称して、なぜ戦争になったのか?またなぜ負けたのか?をカセットテープに録音していたのです。
私はテレビで放映されたこについても驚きましたが、この内容は歴史の教科書の揺らがすぐらいの重要な内容かと思います。
なぜ戦争が起きたのか?また起こしたのか?が分かる資料類は当時にかなり処分されたらしく、この生々しい会話は貴重な証拠の一つとなりえるようにさえ思いました。
しかし、番組を見て思うことは、どうしてもどこまでいっても官僚的なエリート集団といった感じです。
何百万人もの人が亡くなった戦争の反省会なのに、録音された会話の中には笑い声さえ聞こえました。
平たく番組の内容を解説すると、要するに、海軍が実権・権力を手にいれて、その後海軍の暴走が戦争に突入した一つの要因ということです。
私的に解釈すると、海軍が権力を手に入れて、軍艦をどんどんと揃えた後、今度はどうするかいうと、その軍隊を行使したくなったという結末のように見えました。
番組でも、何度と言ってましたが、会議室の机上で決めたことが何万人もの兵士の運命を決めているという認識が明らかに欠けていました。
なんなんでしょう?これがエリート?・・・無念になります。
昨今の年金問題も社会保険庁のエリートたちがやったことです。
私は、日本の高学歴イコールエリートという価値観自体を変える必要があるかと思います。
頭が悪くても、人の気持ちの分かる人をエリートと呼び、その人たちが各ポストに座ればどれくらい住みごごちのいい日本に変わることでしょう?
また人の気持ちがわかる人は、大抵が苦労人ですから、いわば努力家です。
当初、頭の回転がいい人より仕事が劣っても、そういった方々は後から伸びてきます。
私は、人の気持ちの分かる人をエリートと呼ぶ時代を作ることが、平和な社会を築くということだと思います。
